【韓国留学準備】アポスティーユとは?弘益大学語学堂は和文がおすすめ!

アポスティーユ韓国留学



韓国への留学準備は進んでいますか?

今回は語学堂申請時の資料で必要なアポスティーユの取得方法についてご紹介します。


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アポスティーユとは?


海外で手続きをするとき、日本で発行した書類は、そのままでは海外では認めてもらえません。

外務省で書類を認証してもらうことではじめて海外の手続きで使えるようになります。

アポスティーユは日本の公文書(国や各自治体が発行する書類など)に対する外務省の証明のことです。「外国公文書の認証を不要とする条約(バーグ条約)」に加入する国のみに提出が可能で、韓国はバーグ条約加入国です。

※バーグ条約に加入していない国に提出する場合は公印確認を取得しましょう。


詳しくは外務省のホームページをご覧ください。


公文書か私文書で必要手続きが異なる?!


公文書と私文書で手続きが異なり、私文書は手続きのSTEPが多くなります。

公文書…国や地方自治体・公の機関・法人化される前の国立大学・公立高校などが発行する文書、公務員がその名義(肩書)をもって職務権限に基づき作成する文書のこと。

私文書…公文書以外の文書のこと。私立大学や法人化された国立大学などが発行する文書


手続きの流れ


公文書私文書
1.公証人の認証取得 (公証役場)×
2.法務局長の公証人押印証明を取得 (地方法務局)×
3.アポスティーユ申請 (外務省)
                                       ×:不要 〇:必要




<公文書の手続き>
1.アポスティーユ申請 (外務省)

受け取り (外務省)


<私文書の手続き>
1.公証人の認証取得 (公証役場)

2.法務局長の公証人押印証明を取得 (地方法務局)

3.アポスティーユ申請 (外務省)

受け取り (外務省)


ワンストップ申請とは?


東京都、神奈川県、静岡県、愛知県及び大阪府の公証役場ではワンストップ申請を利用できます。

ワンストップ申請とは1.公証人の認証取得、2.法務局長の公証人押印証明を取得、3.アポスティーユ申請を一回で行える制度です。

私は奈良に住んでいますが、大阪までワンストップ申請をしに行きました。奈良であれば、3個所に行く必要があったところ、1個所で済むのはとてもありがたかったです。

※埼玉、茨城、栃木、群馬、千葉、長野、新潟の7県の公証役場では1.公証人の認証取得、2.法務局長の公証人押印証明取得を一度に取得できるようです。


申請時の必要書類


申請時の必要書類は下記です。

公証役場での公証人認証時の持ち物

・認証を受ける私文書
・宣言書(卒業証明書など作成人から委任状をもらうのが難しい場合)
・身分証明書
・実印
・公証人認証手数料

外務省でのアポスティーユ申請時の持ち物

・証明が必要な公文書
・申請書
・身分証明書
・委任状(代理人の方による申請のみ)


和文なら手数料が安い?!


公証人認証では認証手数料が必要です。

卒業証明書の認証手数料は5,500円ですが、外国文の認証の場合手数料が追加で6,000円かかります。
(和文は5,500円、英文は11,500円です。)そのため、和文での提出で問題ない場合は必ず和文で提出しましょう。

私自身アポスティーユは11,500円手数料がかかるものだと思っていましたが、正式にはアポスティーユ取得には手数料がかからず、公証人認証に手数料がかかるので、注意しましょう。


私が通う予定の弘益大学語学堂はすべての書類を日本語で提出してもいいそうです。

アポスティーユや卒業証明書も日本語で問題ないとのことですので、手数料のためにも和文で取得することをおすすめします。

語学堂によって英文のみしか受け付けていないところもあるので、必ず語学堂に確認しましょう。


私がアポスティーユを取得した流れ(大阪でのワンストップ申請 )


1.大学の卒業証明書を取得
私が卒業した大学は郵送での申請で、手元に届くまで、10日間ほど要しました。アポスティーユを申請したい日よりなるべく早くに申請しましょう。


2.公証役場に予約の電話
私は1週間前ほどに公証役場に予約をしました。その際に必要書類などの説明を受けました。


3.公証役場に行く前の準備-宣言書の作成
宣言書の作成をしました。宣言書は下記ファイルを参考にしてみてください。

私はとても簡易な文言で作成しましたが、公証人の方には「〇年〇月〇日に〇〇〇大学から私に発行した卒業証明書の原本であることに間違いないことを宣言する」という文言を入れると間違いないといわれたので、参考にしてみてください。

※署名欄と日付は空欄にし、当日公証人の前で記入します。




4.公証役場に行く
当日は下記を持っていきました。

・認証を受ける私文書
・宣言書(卒業証明書など作成人から委任状をもらうのが難しい場合)
・身分証明書
・実印
・公証人認証手数料



予約をしていたので、すぐ案内していただき、ものの15分程で取得完了しました

宣言書や卒業証明書、アポスティーユの認証書などをホッチキス止めしていただきました。ホッチキスを外すと無効になる場合があるようですので、卒業証明書などのコピーやスキャンなどは申請前にしておくことをおすすめします。


まとめ


アポスティーユとはなに?というところから始まると思いますが、しっかり理解することで、取得時のミスもなくなります。万全の状態で語学堂申請をしましょう!

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